[作文]”夢があります” – H23内閣総理大臣賞(中学生部門) 「友から学んだこと」中村誠(桐蔭高/日体大)

【はじめに:このサイトが届けているもの】
夢/目標をかなえる方法とは:「①夢・目標(行き先)を設定する」「②夢・目標を達成する方法/やり方を探し、計画する」「③夢・目標を達成している自分を日々イメージする(言葉にする)」「④実行(行動)する」

「現状」は、日々、私たちが使っている言葉、聞いている言葉によって、今の考え方が作られた結果、出来上がったもの。

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♣︎好きな言葉♣︎人生は始まったばかり♪

ソフトバンクの孫さんは言いました。
「まずは、登る山を決めなさい!」と...


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(「行動とは、動き行うことと、思考を働かせること」と聞いたことがありますが)
目標の達成に向けて、毎日継続して「行動」出来る理由(動機)は人それぞれ異なります。

少し前に甲子園で活躍した大阪桐蔭高校のキャプテン:
中村誠選手(現日本体育大学)を覚えていますでしょうか。

中村誠選手の行動の大きな動力源には

障害を持ってしまった友達の存在があるようです。

今回紹介する中村選手が中学生時代に書いた作文は、
平成23年に内閣総理大臣賞(最優秀賞)に選ばれましたが、
(大阪桐蔭高の西谷監督が「どこの企業の面接も受かる」という話があるように)
人間力の高い方であることがうかがえます。

友から学んだこと

中村 誠
(福岡県・糸島市立志摩中学校3年)

 

僕には、絶対叶えなければならない夢があります。

 

僕には体に障害を持った友達がいます。

 

体の右半分はマヒしていて、右手はブラブラしていますが、右足は少し動くので介助すると歩くことができます。

 

えん下障害もあるので食べ物は細かくきざんだ物にとろみをつけて介助でゆっくり食べれます。

 

水分は多く飲めないでお腹に開けた胃ろうからチューブを通して注入します。

 

それから失語症もあり全く声が出ません。

 

文字盤も使えないので自分の意志を伝えることはできないのです。

 

とても不便な生活を送っています。

 

その友達と知り合ったのは僕が小学五年生の頃、四年前です。

 

僕が野球の試合に出るようになり、対戦相手だった子と友達になった。

 

その子は同級生と思えないくらいに野球が上手だった。

 

ポジションも一緒だった。

 

試合にも負けた。

 

僕はとても悔しかった。

 

「絶対に負けたくない」この気持ちを胸に僕は一生懸命練習した。

小学生の最後の大会の決勝戦でそのライバルのいるチームと戦った。

 

延長戦で僕のチームが優勝することが出来た。でも僕は勝ったとは思えなかった。

 

だから中学生になっても別のチームで戦っていくことを約束した。

 

しかしその友達といるチームとの試合があっても友達はいなかった。

 

友達は障害者になっていました。

 

障害者になって三年になります。

 

三年前のある日を境に突然障害者になってしまったのです。

 

原因は病気です。

 

本当に急な出来事でした。

 

当時僕は大きなショックで友達を受け入れることができませんでした。

 

そんな友達を見て、初め「かわいそう」だと思っていました。

 

でも一生懸命にリハビリに取り組んでいる友達の姿を見ていると、僕は「かわいそう」と思うのは良くない事だと思うようになりました。

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なぜかというと、人に対して「かわいそう」と思うことは、その人を見下しているように思ったからです。

 

友達は障害を持ちながら一生懸命に生きているのに、上からの目線はごうまんで大変失礼なことだと思いました。

 

このことは友達に対することだけではなく、全ての障害者に対して共通する気持ちです。

 

障害者になりたくてなった人は誰もいません。

 

そして誰もが障害者にならないという確率はゼロではないのです。

 

友達のように突然、病気になるかもしれないし、事故にあってけがをしたり、またどんな災害に出くわしてしまうかもしれません。

 

もし僕がそうなったとしたら、想像するだけでもつらいことですが、そんなとき僕は人から同情されたくないと思います。

 

「かわいそう」と思われたくないのです。

 

人間はどのような障害を背負っていようとも、命ある限りは生きていかなければならないことはみんなに平等に与えられていることです。

 

ただ生きていくための条件が良いか、少し悪いかという差だけのことだと思います。

 

だから僕は障害者を見て「かわいそう」と思うことが許せなくなりました。

 

僕はお見舞いに行くと友達の車いすを押して出かけることがありますが、よく他人の視線を感じることがあります。

 

自分と違う人を見ると違和感を持つ人が多いのだと思います。

 

でも自分と人は違っていて当たり前なのだし、その他人を認めることは最も大切なことだと思います。

 

世の中のすべての人が自分と違う他人を受け入れることこそ、差別のない社会の実現につながっていくように思います。

 

友達のためにも、僕は野球を一生懸命頑張りプロ野球選手になり活躍します。

(引用元:“出会い、ふれあい、心の輪”, 2015/05/12現在

 

「仕事や勉強(学問)は、自分を磨き、そして自分自身について知るため、そして、世の中がより良くなるために行うためのもの」だと私たちは知っています。

 

今日一日どのように歩み、どのような前進があったでしょうか?

自身の「行き先(目的地・目標)」が見えた一日だったでしょうか…

一瞬一瞬を楽しみつつ、一歩ずつでも前に進みたいものです。

 

(2014年夏甲子園優勝インタビュー:西谷監督
・中村誠キャプテン・エース福島孝輔選手)







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【著者:佐藤たいわ(Taiwa Sato)】


(マーク・シューベルト氏:米国・オリンピック水泳競技・元監督、北京オリンピックにて前人未踏の8冠を達成した「マイケル・フェルプス氏」の生みの親)

次世代教育プログラムPX2公認ファシリテーター
Tomabechi Institute認定パフォーマンス・エンハンスメント・コーチ

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