おすすめ自作小説:The Root 第9話「エクアドルのバルディビアにて」【長編】

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執筆:砂糖ツバサ

(写真引用元:GATAG, 2015/3/20現在)

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午後3時(丑寅の刻)に、エクアドルのバルディビア文明の起こった地域 − −

海岸部(現在のグアヤキル)に向けてペガサス号は、北東の方角(丑寅の方角)より着陸した。

そして、この地にジュロとフクが降船した。

その後、ペガサス号は再び、北東の方角の空へと消えていった。

二人はそこで夜が明けるのを待った。

そこは、大きな川の河口で砂浜であった。

そして、入江の地形になっていた。

そこへ三人の少年が、興味しんしんで近づいて来た。

近くに住んでいる少年達のようだった。

言葉が通じるかどうかわからないが一言、声を掛けた。
(事前に、原住民の言葉について調べてはいた。)

少年達は好意を持ってくれたのか、自分たちの村へ案内してくれるようだった。

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村に着くと村民が半円形になって、見知らぬ二人をにらんでいた。

案内をしてくれた少年の一人が、村の長と思われる中央にいる人に話を伝えていた。

その後その村の長から、どこから来たのかを尋ねられた。

そこでジュロは、西の方角を指差して、西の方の海から漂着したことを手振りと、かたことの言葉で表現して伝えた。

これがきっかけとなって、ジュロとフクは、この村で遠くからやって来た客人として歓迎されることとなった。

寝泊りする場所も提供してくれた。

半月経ち、1ヶ月が経ち、その村で生活をしていて言葉も少しずつ交わせられ、そこでの生活習慣にも慣れていった。

そんなある日、ジュロは村の長に自分たち二人は船を造って、西の彼方にある自分の国へ帰りたいという思いを伝えた。

村の長はそれを聞いて、少し困惑していた。
(どうしたらいいのかを…)

そこでフクは、自分たちの思いを身振り手振りと共に伝えた。

「とにかく、力を貸してほしい!私たちに…」

それを聞いて村の長は「よし、わかった!」と聞き入れてくれたのだった。

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