なぜ欲によって人生がダメになる人と大成功する人がいるのだろうか？幸せな人生について考えてみる / COCOACANA

ある成功者の印象的だった言葉がある

「私たちは、もっと欲を持たなければいけない！」

でも、僕たちは、良い人生を歩んでいた人が、欲によってどん底の人生を招いた事例をいくつも見聞きしている。

これはとても興味深い矛盾現象だ。

ということで、コミュニケーションの大原則として、話しを進める前に前提の認識合わせのために言葉の定義を固めるべく、今回も安心と安全の大先生であるGoogle先生に聞いてみた。

むむっ！

これは、成功者の言葉の定義が正しく、大失敗ストーリーなどでよく聞く「強欲」「禁欲」などのマイナスイメージの「欲」の感覚が薄い気がするように感じる。

では、英語だとどうだろう。

（他の言語で会話する時は人格が変わるケースがあるように、時に他の言語を使って、違う視点で同じものを観察すると面白い結果が導かれることがあります。）

「Greedy（グリーディー）」
「Desire（ディザイアー）」
理解しあえると幸せになる。自分と相手を理解できるようになる魔法の言葉とは
参考文献/動画）【要約】99.9%は幸せの素人① – フェルミ漫画大学
参考文献/動画）【要約】99.9%は幸せの素人② – フェルミ漫画大学
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「Greedy（グリーディー）」

「Greedy（グリーディー）」は、強欲な、欲張りの、がめついなどのマイナスイメージを強く持つ「欲」の言葉で、どちらかと言うと、日本でよく使われる意味合いの「欲」は、「Greedy」に近い感じがする。

では、その他の「欲」として、「Desire（ディザイアー）」はどうだろう。

「Desire（ディザイアー）」

「Desire（ディザイアー）」の方は、願望や希望、願いなど目標や夢を描いていく感覚のイメージが強い言葉のようだ。

こうやってみてみると、ある人は「Greedy（グリーディー）」の意味で「欲」という言葉を認識していて、（今回の成功者の人のように）ある人は「Desire（ディザイアー）」の意味で「欲」を認識して使っていたりすることが分かる。

つまり、「欲によって人生がダメになる人」とは、強欲/がめついという意味の「Greedy（グリーディー）」の「欲」が強い人のことで、「欲によって大成功する人」は、願望や希望の意味の「Desire（ディザイアー）」の「欲」が強い人のことであると言えそうだ。

理解しあえると幸せになる。自分と相手を理解できるようになる魔法の言葉とは

僕の大好きな世界的な名著「７つの習慣」の一つに「理解に徹し、そして理解させる」というステップがあるのだけれど、相手を理解できる自分に達すると、人間関係が著しく良好になるので、自分の人生はつねにルンルンの「スキップ状態」になる。

今回の「欲」の例でいくと、相手との理解に齟齬（そご）が生まれないように、あらかじめ言葉の定義や話しの前提をすり合わせたうえで、コミュニケーションを取っていく方法も良い方法の一つだ。

もちろん話しの流れで「欲」の使われている意味を聞き分けることを僕たちは自然とやってのけることができるけれども、僕たちは、これまでの過去の経験や話しを聞いているその瞬間のコンディションによって、「話しを曲げて」聞いてしまう習性があるという事実も事前に知っておくと、自分自身の心情のゆらぎの理解にもつながる。

誰しも「自分は正しい」と思っている。

だって自分を否定し続けるなんてつらいから…

こんな時に役立つ魔法の言葉がある。

それは

「自分に何か見えていないものはあるだろうか？」

という自分への質問だ。

この魔法の言葉をとなえることで、現状における最適解を考えられるようになる。

それは、「質問力」という本にもあるように、僕たちは、質問によって「問題を解こう」とするからだ。

僕たちは「意識していること（分野/世界）」の情報を無意識に得ているのだけれど、質問によって「現状を良くするための方法」に意識を向けることができ、現状打破の方法がわきやすくなる思考に転換できる。

この自問をすることで、周囲の意見や今の環境からの大切なメッセージを受け取れやすくなる。

「今、自分に何か見えていないものはあるだろうか？」

この魔法の言葉をさっそく、ストレスを感じたり、うまくいかないなーと思うことがあったりした時に使ってみてはどうだろう。